ロン・サーカ・ミニストリーズ
2024年7月17日; タンムズの月 11日, 5784
ダビデは言った。「恐れることはない。私は、あなたの父ヨナタンのために、あなたに恵みを施したい。あなたの父祖サウルの地所を全部あなたに返そう。あなたはいつも私の食卓で食事をしてよい。」(第一サムエル記9章7節)
そのとき、人の子は、御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集められます。(マルコの福音書13章17節)
その日、わたしは答える。—主の御告げ—わたしは天に答え、天は地に答える。(ホセア書2章21節)
「メフィボシェテ」のような収穫の時!
私たちは今、「メフィボシェテ」の時期にいます。皆さんもご存知のように、メフィボシェテは足が不自由で、ヨナタンの息子としてただ一人生き残りました。しかし、数日前にこの物語を読んだとき、神がこれほど力強く語りかけてくださるとは思いませんでした。ダビデがメフィボシェテを見つけ出し、完全に回復させるために行動したように、神も私たちが重荷を負っている人々に対して動いてくださることを期待しているように感じます。
1. 神の心は私たちの賛美と礼拝によって動かされる
ダビデは契約の箱を納めた簡素な天幕の中で、賛美と礼拝に多くの時間を費やしていました。そのため、彼の心は動かされ、数年前に亡くなったヨナタンとの契約を突然思い出したのです。彼の心は揺さぶられ、すぐにその契約を守るために何かできないかと尋ね始めました。ここから私たちが学ぶべきことは、信仰に立つこと、主を愛すること、賛美し礼拝することが、主の心や私たち自身の心に深い影響を与えるということです。大きなものでも小さなものでも、激しいものでも穏やかなものでも、神は私たちの礼拝に心を動かし、行動に移されるのです。
2. 神は私たちとの契約のゆえに動かれる
ダビデはヨナタンとの契約を思い出し、すぐに問い合わせをし、生き残っている息子がいることを知りました。メフィボシェテがダビデの前に連れて来られた時、ダビデは「恐れることはない。私は、あなたの父ヨナタンのために、あなたに恵みを施したい(1サムエル9:7)」と言いました。これは彼らがそれを稼いだからでも、功績があったからでもありません。私たちがイエスを信じて救いを受けた時に結んだ契約によるものです。
3. 神は契約のゆえに回復される
メフィボシェテは足が不自由でした。彼には何の魅力もなく、ダビデにとって価値はありませんでした。しかし、ダビデは彼に彼の一族のすべての土地と、祖父サウルのすべての土地を与えました。私にとって、「土地が回復される」とは、失われた運命や召命が回復されることを意味します。私たちは、命が回復され、回復された人々が召命にあずかることを期待すべきです。また、ダビデはジバという人をこれらの土地の管理人に任命したので、メフィボシェテに負担がかかりませんでした。同じように、私たちも聖霊に信頼し、回復された人々を彼らの運命に導くことができるのです。
4. 神は親しい交わりを望んでいる
ダビデはメフィボシェテに「あなたはいつも私の食卓で食事をしてよい(1サムエル9:7)」と言いました。ダビデがメフィボシェテを回復させるのは、ただの義務ではありませんでした。契約のゆえに、ダビデはこのヨナタンの息子を心から愛したのです。同じように、神も私たちとの契約のゆえに、私たちやこれから救われるすべての人々を愛しています。神は私たちとの親しい交わりを望んでいるのです。
5. 神に御使いを遣わしてくださるように頼みましょう
メッセージは明らかです。神はあなたとの契約のゆえに、あなたを連れてきて親切を示したいと願っています。それは家族かもしれませんし、あなたが重荷を負い、祈ってきた人たちかもしれません。大切なのは、求め、期待することです。神に御使いを遣わしてくださるよう求めましょう。つい先日、ある人が私に「御使いの軍団」が派遣されると預言しました。これは実に的を射ています。ですから、主に御使いを送ってくださるよう求めてください。御使いたちは私たちと連携して働き、「メフィボシェテ」を受け入れることができるようにミニストリーの段取りを整え、無数の方法で働き、つながりを作ってくれるでしょう。これが、神が私たちに知ってほしいことであり、信じてほしいことなのです。
お祈りを感謝します。
ロン&テディ
タンムズ-ヘブル暦5784年第4月
2024年7月7日~8月4日
困難な時を乗り越えるための3つの戦略
私たちは、この第4の月が用心すべき時であることを知っています(下の歴史的スケッチを参照)。この月はまた、困難な時を過ごす中で、どのように輝けばよいかを教えてくれます。
ヘブルの月について教える主な目的は、聖書的な考え方を身につけ、それを維持できるようにすることです。
1)喜び。「あなたを慕い求める人がみな、あなたにあって楽しみ、喜びますように(詩篇40:16; 70:4)。」
2)たとえ心の中だけであっても、神がいかにすばらしい方であるかを語り続け、話し続けなさい。「あなたの救いを愛する人たちが、「主をあがめよう」と、いつも言いますように(詩篇40:16; 70:4)。」
3)神と神の憐れみに期待すること(神から何か良いことがあると期待し続けること)。 「希望」は非常に誤解されている言葉で、その力は多くの場合、大きく軽視されています。詩篇33:22は、神がその憐れみと助けを、それを期待している人たちに注いでくださることを明確に示しています。「主よ。あなたの恵みが私たちの上にありますように。私たちがあなたを待ち望んだときに(詩篇33:22)。」ローマ5:5にある次の約束も思い出しましょう。「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」
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