ヘブルの月の祝福:キスレブの月
2021年11月5日~12月4日
聖書暦5782年
配列を正しくして前進する
学んだことを忘れるな
1)ベニヤミン部族の月です。ベニヤミンは、12人のうち、イスラエルで産まれた唯一の息子でした。イスラエル情勢に心を留めましょう。続けて祈りましょう。主がアブラハムに告げられたことを覚えましょう。「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、…」(創世記12:3)
2)戦いの戦略を建て上げる月です。戦いのための預言的啓示を受け取る月です。ベニヤミンは弓術(預言的戦略をあらわす)に最も長けていました。「ベニヤミンはかみ裂く狼。朝には獲物を食らい、夕には略奪したものを分ける。」(創世記49:27)。主に戦略を求めなさい。預言的なミニストリーを受け、受け取った預言に思い返しなさい。預言を軽視してはいけません。「預言をないがしろにしてはいけません。」(Iテサロニケ5:20)。
3)新しいレベルの信頼と安息に入る月です。「…その預言者を信じ、勝利を得なさい。」II歴代20:20)神の約束のうちに休みましょう。受け取った預言に思い返しなさい。(Iテサロニケ4:14)。
4)Tヘブル文字「サメクsamekh [ס]」の月です。この文字は、円のような形をしています。それは信頼、確信、サポート、物事の完結をあらわします。私たちは、今、信頼と確信を建て上げる季節に置かれています。もし、それらのものが建て上げられていなければ、「同じ古いサイクル」を何度も繰り返し、新しい所に入って行くことができなくなってしまいます。ヘブル10:35のみ言葉を思い巡らしましょう。仮庵の祭りの期間中に体験した真理に休みなさい。イエスはあなたの「友」となりたいのです。あなたの私生活の一部となりたいのです。
5)あなたのサポートシステムを見直す時です。あなたは誰をサポートしていますか。誰があなたをサポートしていますか。あなたの友人は誰ですか。それらの関係が主から与えられていることに気づき、彼らを尊重し感謝しましょう。
6)虹の月です。平安を得るために、「戦わなければ」なりません。このような聖書的考え方を認識することは非常に大切です。平安/平和は、自動的にもたらされるものではありません。そのために戦わなければなりません。何かネガティブなことが起きたら、すぐに主のもとに行って話をしてください。そうすれば、主がその問題を解決してくださることがわかります。 「兄弟たちの告発者(黙示12:10)」たちからの言葉を受け入れないようにしましょう。問題を引き起こす関係は主が取り除いてくださると信じましょう。パウロは私たちが下記の生活をするように励ましています。「・・・争い、ねたみの生活ではなく、昼間らしい、正しい生き方をしようではありませんか。(ローマ13:13)」「悪を行う者に対して腹を立てるな。不正を行う者に対してねたみを起こすな。(詩篇37:1)」
7)平安や静けさを感じ取る月です。先月はノアの洪水が始まった月になります。洪水は私たちの人生に対処すべき問題があることの象徴です。神はあなたが再びそこを通過することを願ってはおられません。戦いとは、単に私たちの周りの混沌とした状態に対して立ち向かうことだけを意味するのではありません。私たちは攻勢に出、葛藤があっても、そのただ中で、平安を得ていなければならないのです。繰り返しになりますが、すぐに友であるイエスに相談してください。
8)夢の月です。主はこの一年、物事を「積み重ねて」来られました。今、その啓示を夜の間に解き放たれます。信仰と確信を持って歩めば歩むほど、夢を含めた啓示がもたらされる可能性が高くなります。
9)神にあなたのトラウマをいやしていただきましょう。そうすることで睡眠の質が向上し、夢を受け取ることができるようになります。(夢がトラウマによって妨げられている場合があります。)夢の中のあるものは、神が、何かの記憶を再現しておられるのです。そのような夢を見たら、そのトラウマをいやしてくださるよう主に求めましょう。主は必ずいやしてくださいます。詩編127:2には、「主は愛する者に眠りを備えてくださる(英文聖書よりの直訳)」と記されています。
10)腹/胎/神の川の月です。主が望んでおられることは私たちがご自身の平安を受け取り、私たちが溢れるほどに豊かな人生を歩むことです。一日中、主と一緒に歩めば歩むほど、主の平安が溢れてくるのを実感できます。肉体の癒しも求め信じましょう。エゼキエル47章の神の川について考えましょう。啓示とは漸進的なものです。: くるぶしまでの深さ、膝までの深さ、そして泳げるほどに深くなるのです。神は私たちが単に歩くのではなく、神の川の流れによって運ばれることを願っておられるのです。
11)まっすぐに射て、すばやく動く月です。ぐずぐずするのはやめましょう。無駄をカットし、前進し続けましょう。
12)射手座(矢を射る者)の月。王国や文化に対して戦いを挑む時です。イスラエル、アメリカ、その他の契約の国々の情勢を見張りましょう。主は私たちがさらに預言的に注目するよう招いておられるように感じます。預言的な事が私たちの歩みにおいてさらに大きな影響をもつようになります。
13)8日間のユダヤの祭りであるハヌカ祭(11月29日~12月6日)は、通常キスレブの月に始まり、テベットの月に終わります。ハヌカは神殿を再奉献したことの記念です。そして、神の光は消え去ることがないということを表します。神の光が私たちの内で、また、私たちを通してますます輝くことを信じ、宣言しましょう。
注)このアウトラインは、2007年のチャック・ピアス師によるヘブル暦と神のサイクルに関する講義のメモから編集したものです。
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