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テベット: ヘブルの月の祝福

更新日:2022年11月24日

ヘブルの月の祝福:テベットの月

2021年12月5日~2022年1月2日

聖書暦5782年


成熟をするとき:冠を受け、神と共に治める。


1)戴冠、冠を受ける。去年の今頃、私の同労働者がある夢を分かち合ってくれました。「今こそわたしの花嫁は冠を受け、それをかぶる時です。」と主が言われた感じたそうです。主の視点から見ると教会(エクレシア)が成熟し、主と共に治める時になったということです。私たちは主の視点から見たいです。私たちは訓練中ではありません。今が冠を受ける時です。


歴史的にテベット(紀元前479)を見てみましょう。エステルはテベット10日に王宮に召され、王女となりました。私たちの考え方をシフトしましょう。主が用意しておられる冠を受け取りましょう。主とともに治めましょう。「また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった…」(黙示1:6)


教会(エクレシア)という単語にご注意ください。イエスに時代では皆”エクレシア”の意味を知っていました。町の”エクレシア”は、市民が政治を行うところでした。私たちを”エクレシア”と呼ぶことによって、神は私たちに近所、市町村、国々を治めてほしいと願っていると思います。イエスは私たちと共にいるので、私たちは主の権威を持っています。ですから、立ち上がって冠を受けなさい


2)ダン族の月です。この部族は、裁き、成長、成熟と関係しています。創世記49:16-18を読みましょう。サムソンはダン族の出身でした。(士師記13章) 彼は成熟せず、自分の可能性を最大限に発揮することなく終わりました。興味深いことに、黙示禄7章にダン族は他の部族と一緒に記載されていません。彼らは歴史から消えたのです。私たちはいつまでも「未熟さ」を言い訳にすることはできません。


神は、私たちが裁き/リーダーシップを取り、敵が後ろに落ちるようになることを願っておられます。サムソンと違って私たちが成長し、成熟へと至ることを願っておられます。成熟することの結果は、私たちが王の召しと油注ぎのうちを歩むようになることです。私たちは成熟する必要があります。


しかし、サムソンの失敗の悲しさにもかかわらず、前向きな、そしておそらく預言的な事実を表しています。サムソンが最後の行動で、今まで倒した敵を上回る数で敵を倒したように(士師記16:30)、私たちも神が私たちを急速に成熟することで、それまで以上の収穫を期待することができます。サムソンはたった一日で、悔い改め、また神に頼ることで、生涯をかけて得た以上の成果を上げました。これは終末の収穫を表しています。短い期間で、使徒2章のペンテコステの日から今までのすべての収穫を上回る収穫があるのです。


3)サムソンの弱さは、自分の肉を拒むことができず、自分の欲求に負けてしまい、自分の召しや近いを顧みることができなかったことです。彼は、自分の欲求を神への誓いや自分の召しよりも優先しました。ナジル人として、彼は、決して髪を切ってはならず、汚れた物を口にしてはならないことになっていました。(士師13:4–5) しかし、士師記14:9で、彼は獅子の死骸からとれた蜂蜜を食べています。それはナジル人としての誓願を破ることを意味しました。また、デリラから離れ去るべきであったのに、肉的な欲求に負けて離れることができませんでした。大きなインパクトを与えられるはずの賜物でしたが、そうすることが出来ませんでした。神があなたに賜物を与えられたことを宣言し、それを真剣に受け止めましょう。主があなたを洗い清めてくださり、あなたの使命を邪魔する肉的なものが取り除かれるように求めましょう。


4)断食の月です。紀元前588テベットの月10日、ネブカデネザル2世はエルサレムを包囲しました。私たちは、これがイスラエルが神との契約を破り、神に反逆し続けたことの結果であることを知っています。敵は常に私たちを包囲しようとしています。断食は私たちを注意深くします。主にフォーカスし、主との正しい配列にとどまることができるように助けます。テベット10日は1月14日です。


5)ハヌカの終わり。(11月29日〜12月6日)破壊のただ中に神のあわれみが存在します。ハヌカの祝いは、「光は消えることがない」という意味を持ちます。紀元前2世紀、敵は全力で神殿を冒涜したが、ユダヤ人は反撃して神殿を再建しました。それに続いて、神殿のランプの油が切れないという奇跡が起こりました。1日分の油しかなかったのが、8日間も続いたのです。これは、私たちすべてに希望と励ましを与える驚くべき預言的な事実を表しています。敵がどんなことをしてきても、神は私たちを助けてくださいます。私たちが「世の光」(ヨハネ8:12)として輝き続けることができるように、聖霊の油を与えてくださるのです。


6)ヘブル文字アイン(ayin [ע] )の月です。「あなたの良い目によって見なさい」という意味があります。


7)悪しき目と戦い、悪しき見張り人たちの力を打ち砕く時です。 (もし、そうしないなら、それらがあなたを操ろうとします) 私たちの文化の中に「悪しき目」の構造が根を張っています。それによって、悪霊が私たちを操ることを許してしまうのです。使徒13章で、魔術師エルマがバルナバとパウロを妨げた時のことを読みましょう。パウロが祈ると、主はエルマを盲目にされました。同様に、私たちも、主に敵の目を閉ざしてくださるよう求めましょう。私たちの歩みが妨げられないようにするためです。第二列王記6章で、エリシャが、しもべの目が見えるようになるようにと祈ると、しもべに御使いたちの軍勢が守っているのが見えるようになりました。エリシャが再び祈ると、敵の目が見えなくなりました。


8)最高司令官たちのために祈る時です。今の時期には、たくさんの戦略が解き放たれます。良いリーダーは啓示を解き放ちます。あなたの霊的覆いとなっている人々や国の政治的指導者たちのために祈りましょう。


9)自分自身の教育について、あるいは、何が自分の次の段階にとって必要かということを見直しましょう。それを得るための計画を立てましょう。聖霊の導きに従いながら確実に前進していきましょう。


10)「怒っても、罪を犯してはいけません」怒りは罪ではありませんが、しかし、怒りに振舞わされてはいけません。振り回されると簡単に罪につながります。カインは怒りに振り回され、弟のアベルを殺しました。(創世記4章5~8節)(エペソ4:26–27を読むと、怒りということが、悪霊に取りつかれていることと同様に見なされています。怒りが突然襲ってくるものであることに注意しましょう。怒りを適切に取り扱い、自分の感情を聖霊の支配のもとに置くことを学ばなければ、怒りを「爆発」させてしまい、試練が訪れた時に失敗してしまいます。怒っても罪を犯さないようにしましょう。「日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。」(エペソ4:26)火が暮れる前に怒りを処理してください。取り扱ってください。神がそのための機会を与えてくださいます。その機会が来たら、取り扱いましょう。例えば、失業中であるなら神のことばをあなたの内に蓄え、自分を立て上げましょう。


11)山羊座の月です。(星座占いとは関係ありません)雌鹿のような足によって高い所を踏み行きます。(Ⅱサムエル22:34、詩篇18:33、ハバクク3:19) 神は、私たちが主にあって、更に高い領域へたどり着くことができるようにしてくださっておらるという意味です。自分が更に高い所へと向かいつつあると宣言しましょう。


12)山羊(あるいは鹿)のように跳躍する時です。。私たちは、成熟とは、ゆっくりとしたプロセスを通ってもたらされるものだと考えがちですが、成熟の段階へとすばやく「跳躍」することができるのです。イザヤ35:6には「足のなえた者が鹿のようにとびはね」と書いてあります。また、詩篇18:33には、主が「私の足を雌鹿のようにし、私を高い所に立たせてくださる」とあります。


13)肝臓の月です。肝臓は浄化作用と関係のある重要な器官です。箴言7:23は、肝(若者が性的誘惑に負けてしまう時)、肝が射ぬかれるということについて触れています。性的な罪は肝臓に影響を及ぼします。私たちは、イエスの血潮によって、神が私たちをきよめてくださると信頼することができます。イエスの血潮があなた自身の血流の中に流れ込み、家系の罪のゆえに、あるいはあなた自身の罪のゆえにもたらされた性的な汚れを洗い流すことを考えましょう。肝臓がきよめられる時、脳や心臓も適切に働き始めます。


注)このアウトラインは、2007年のチャック・ピアス師によるヘブル暦と神のサイクルに関する講義のメモから編集したものです。



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