ヘブルの月の祝福:聖書暦5782年ティシュレの月
2021年9月7日〜10月6日
新しい始まり
第7月目であるティシュレはロシュハデシュ(月の始め)ではなくロシュハシャナ(年の始め)として知られています。新しい年5782年の始まりです。今月は3つの祭りがあります。ラッパの日ティシュレ第1日(9月7日)、大贖罪日ティシュレ第10日(9月16日)仮庵の祭りティシュレ第15日〜21日(9月21〜26日)。
また、ヘブル暦の「80年代」という10年間は、ヘブライ語の「ペイ」という文字と結びついており、「口」や「話す」という意味を持っていることを覚えておきましょう。この年代には、神がはっきりと語りかけています。5781年が父なる神の声であったとすれば、5782年はイエスの声とメッセージ、そしてイエスの救いがはっきりと聞こえてくるということです。主はあなたに、あなたを通して語りかけたいと思っていることを知ってください。ティシュレの月を理解があなたの思いに浸透するようにしてください。
1)ティシュレはヨセフの2番目の息子のエフライム族の月です。実り豊かな者となり、増加しましょう。創世記49:22を見ましょう。「ヨセフは実を結ぶ若枝、…その枝は垣を超える。」また創世記49:26も見ましょう。「あなたの父の祝福は、私の親たちの祝福に勝り」。祝福を受け、それを語るという意識を持つようにしましょう。
2)7月目です。最も「愛しい」月です。なぜなら神には7は全て愛しいものだからです。このことは、今月を最も「満足な」、または「完全な」月とします。(「3」を2度通って、今は新しい始まりに置かれています)「神の充実さ」を考えましょう。神は、私たちが神からの祝福と満ち足りた状態を期待することを望んでいます。繰り返しになりますが、重要なのは、主の祝福と満ち足りた状態が自分の中に溢れていることを語り、宣言することです。
3)神の摂理が「始まり」を作り出す月です。今月はヘブル暦5782年の始まりです。神が語られ、約束されたことは、それらのものが生まれ、成長するための場所を作っています。ですから、新しい扉や任務、そして新しい強さを期待してください。神が開いてくださる新しい事柄のうちに前進していくための新しい油注ぎがあることを期待しましょう。
4)6ヶ月間の「反映する光」の期間の始まりです。このことは、私たちの環境、時間のプロセスの仕方、働き方、作物の育ち方、収穫の仕方を変えます。自分を、周りに主の栄光を反映させる存在として考えましょう。イザヤ60:1-9, ヨハネ8:12、ヨハネ9:5を見ましょう。神がご自身の栄光をあなたに反映させてくださると考えましょう。
5)ヘブル文字のlamed [ל]の月であり、私たちの究極の源に戻る願いを意味します。神が私たちの源です。私たちは「主よ、私たちがあなたが行っていることの流れの中を動いていくことができるようにしてください。」と宣言すべきです。この「再編成」なくしては、容易に自分のことで気を取られてしまいます。 または、神が始められることを行う代わりに、自分たちの目に正しく見えることをしてしまいます。
6)リターンの月です。散らされていた物が戻ってくることを宣言する必要があります。(悪魔は散らし、消したいのです。主は集め、強めたいのです。)
7)空に天秤座が見られる月です。人の行いが測られ、裁きが下されます。ティシュレの第10日目である「大贖罪の日」(9月16日)は、裁きの日とされています。神は世界に裁きと計画と戦略を解き放っています。
8)「タッチ」の月です。群衆をかき分けてイエスの衣に触った女性を考えてください。今は、神の臨在を感じる時です。神に触れ、徳を解き放っていただきましょう。(ルカ8:40-48)仮庵の祭り(9月21〜26日)もこの月にあります。神は、私たちがご自身の臨在の中に住むことを願っておられます。 主の臨在を受けて体験することに対する期待感を新たにしましょう。
9)胆嚢の月です。これは、覚醒と関係しています。霊的な覚醒です。神が用意している完全さに戻る、または入っていくことを妨げる物は何でも取り除きましょう。
10)苦々しさに注意しましょう。年の初めに、苦々しさから自分を清めましょう。第1月目にも苦々しさを取り除くことをしましたが、この第7月目にも、さらに一歩進んで全ての苦々しさを取り除きましょう。人々に対するもの、自分自身に対するもの、そして主に対するものも全てです。(ヘブル12:15)
11)バランスが良い支配の月です。ある事柄は完成します。他の事柄は始まります。
12)今月はヨセフと関係しています。2倍の受け前を意味します。創世記49:22-26を見ましょう。ヨセフには二人の息子エフライムとマナセがいました。彼らからイスラエルの2つの部族ができました。神があなたに2倍の受け前を用意しておられる事を喜びましょう!
(この教材はグローリー・オブ・ザイオンのチャック・ピアス師による一連のCD講義からとった私自身のメモに基づいています。更に深く詳しい説明のためにグローリー・オブ・ザイオンのウェブサイトをお勧めします。―ロナルド・サーカ)
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