ロン・サーカ・ミニストリーズ
2023年12月6日
聖書暦5784年キスレブの月23日
「落胆している者には、その友から友情を。さもないと、彼は全能者への恐れを捨てるだろう。」(ヨブ記6章14節)
神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。(第2コリント人への手紙1章4節)
また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたづねしましたか。』すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』(マタイの福音書25章39〜40節)
親切な行いの力
最近、私はヨブ記を読んでいます。神の義人であるヨブは、理解しがたい理由で苦しんでいました。私の目に飛び込んできたのは、ヨブ記6章14節の「落胆している者には、その友から友情を。」という箇所でした。
ヨブは大きな苦難に見舞われた人でした。突然、子供を含むすべての財産が奪われ、なくなりました。その直後、ヨブは自分が病気であることに気づき、生まれてこなければよかったと思うほど、激しい肉体的苦痛に襲われました。
それを聞いた友人たちが訪ねてきました。しかし、彼らがしたこと、言ったことは、苦しんでいる人にどのように接したらいけないかという教訓なのです。彼らは優しさを示しませんでした。「私たちはあなたの味方です、あなたのために祈っています」と言う代わりに、彼らは彼を裁いたのです。彼らは、なぜこのようなことが起こったのかを説明するのが自分たちの役目だと思っていました。自分たちが納得できるように、ヨブに「神」を説明しようとしたのです。そこには一切の同情もありませんでした。彼らはヨブが罪を犯し、悔い改める必要があり、そうすれば神が彼を祝福し、立ち直らせるだろうと決めつけていました。彼らはヨブの苦しみに拍車をかけました。ヨブ記6:14の後半部分には「さもないと、彼は全能者への恐れを捨てるだろう。」と少し曖昧だが、もし私たちが裁きを下し、優しさを示さないなら、神と神の愛からの離脱をかえって早めてしまうかもしれないことを暗示しています。
ほとんどの人々、特にクリスチャンは、危機があれば親切にしなければならないことを、本質的に知っています。例えば、2011年に恐ろしい津波が私たちの住む地域を襲ったとき、日本中のクリスチャンがいち早く現場に駆けつけ、基本的に上記の箇所を実践しました。彼らは助けました。物資を運びました。彼らは無数の方法で支援しました。確かに、「伝道」を第一に考えた人たちもいたが、大概の場合、すべてのクリスチャンは、主が望んでおられるのは、私たちができる限りの方法で助けることだと知っていたように見えました。親切な行いがたくさんありました。
私たちの誰もが、家族や友人、知人が突然の悲劇に見舞われることが時々あります。私たちはどうすればいいのでしょうか。答えは簡単です。物理的な行為であれ、言葉だけであれ、私たちは愛と優しさを示さなければなりません。
親切な行いはなぜ重要なでしょうか。主ご自身が関わってくださるからです。主の油注ぎが働くのです。聖書は、これらの「行い」が実際に主に対してなされたものだと教えています。「また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたづねしましたか。』すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです(マタイ25:39-40)。』つまり、物理的であれ、感情的であれ、言葉によるものであれ、私たちが「親切な行い」を示すとき、主はそのただ中にいるのです。私たちは決して自分たちだけで動いているのではありません。聖霊がそこにいて、私たちを通して人々に触れているのです。
「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです(2コリント1:4)。」を読むと私たちは、私たちの言葉の使い方や 以前の苦しみを巧みに説明することが鍵なのだと考えがちなんです。そうではなく、主ご自身が彼らに助けと癒しと慰めを与えてくださるということが鍵なのです。しかし、私たちが親切に行動し、親切に話すことを選んだからこそ、主はそれができるのです。
お祈りをありがとう。
ロン&テディ
Kislev: The 9th Hebrew Month (Nov 14-Dec 12)
祝うことを忘れないように
神は、私たちが喜び、祝う人々であることを望んでいます。多くの人は、神が祭日を与えられた最大の目的は、私たちの考え方を変えることであると考えてます。神は、私たちが心配したり恐れたりするのではなく、神とともに人生を歩んでいるのだから、喜びに満ち溢れるように望んでいるのです。ですから、過越祭、ペンテコステ、仮庵はすべて祝祭なのです。それらは祝う時です。毎月の初穂の祭りも同じです。各月には、神が私たちに注目してほしい特定の事柄があります。しかし、毎月の初穂の祝いは、実際、祝いの時なのです。喜びの時です。これこそ、神が私たちに望んでおられる考え方なのです。世の中のあらゆる問題を見るとき、私たちの反応は喜びでなければいけません。「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです(ヨハネ16:33)。」
オンライン使徒的センター
今週の配信スケジュール
・MPP: 月曜日~金曜日 午前6時~6時45分
(MPPは12/25-1/8まで休みとなります。)
・ピートと賛美:日曜日〜木曜日、午後10時〜10時30分
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新年(5874年)のための新しい4曲
ピート・サーカが書いた新年のための4つの新曲を、これからも皆さんの目の前に置いておきたいと思います。もしまだ聴いていないなら、ユーチューブで聴くかダウンロードして、祝福されてください。神の栄光につながる賛美のうちに入ると思います。「『主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで』と主に向かって賛美した。そのとき、その宮、すなわち主の宮は雲で満ちた。」(第二歴代誌5:13)。
1)ロシュ・ハシャナ - 神のいつくしみと偉大さに浸るための歌
2)贖罪の日 - “Let There Be Nothing”
3)仮庵の祭りの初日 - “The Upright”
4)仮庵の祭りの最終日 - “Arise, Wake Up” (イザヤ60:1-4)
リソース
ロンの最新作「How to Activate Prophecy and Revelation Gifts」(英語版)は現在、Kindle版で入手可能です。印刷版は佐野の事務所でも入手できます。info@rwsministries.com までご連絡ください。
他の本と一緒に私のアマゾンのページで見ることができます。https://amazon.com/author/ronaldsawka.
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